こんにちは! 子ども部屋アドバイザーの飛花くるみです。
我が家にはふたりの子どもがいます。上が女のコ4歳、下が男のコ1歳なのですが、まだ一緒に遊ぶというレベルまで到達していません。
仲良くじゃれあっていることもあるのですが、おもちゃの取り合いバトルが発生することが増えました。上手におもちゃの貸し借りができればいいのですが、そこは子どものこと。大人が思うようにはうまくいきません。
そういうことは何回か続き、ハッとしました。そうか、お姉ちゃんもひとりでおもちゃを独占して遊びたいときもあるんだなーということに。
ということで、今回は子ども部屋について考えていきますね。
もくじ
子ども部屋のこと考えてますか?
子どもが生まれた瞬間、もしくは生まれる前から、子どもが過ごす環境について考えてきたことと思います。ベビーベッドはここかな、赤ちゃんはここに寝かせて、こんなおもちゃで遊ばせたいな、という風に。
私はといえば、子ども部屋はまだまだ必要ないよね、というスタンスでいました。
夜泣きがあるだろうから、しばらくは一緒に寝るんだし。今住んでいる賃貸には、子ども部屋を確保できるほど余裕はないからな、と考えていました。
子どもが生まれた後は、あんまりそういったことを考える暇はありませんでした。毎日の生活を乗り切ることでいっぱいいっぱいで、子ども部屋のことなど、すっかり忘れていました。
調べるとしたら、おもちゃの片づけ方や収納方法、家事をいかに効率よくまわすことができるかどうかくらい。賃貸に住んでいることだし、幼い我が子の子ども部屋問題は、もっと後になってから決めるものだと思い込んでいたせいもあります。
けれども、冒頭にあった通り、子どもたちにも自分だけの空間というものが必要なのだな、と認識したので、じゃあちょっと子ども部屋について検討してみようという気になったのでした。
どんな育て方をしたい?
子ども部屋を考える上で必ず決めなくてはならないのが、わが子に対してどんな育て方をしたいのかということ。
育て方の方針についての例をいくつか挙げてみました。
- 自分で考える子に育ってほしいから、読み書きスキルを伸ばすために、まずは本好きになってもらいたいな。だから、絵本がたくさん置ける本棚がいるよね。
- 体力のある子に育ってほしいから、まずは親子でのびのびと身体を動かして遊ぶことをやりたいな。だから、少し広い空間を確保しよう。
- 音楽が好きな子に育ってほしいから、楽器や歌に親しんでもらって自由に音とふれあわせてあげたいな。だから、音を気にせず遊べる場所をつくろう。
これは、年齢によっても変わってくるでしょうし、子どもひとりひとりで違ってくるかもしれませんね。1度決めたらそれをずっと貫くのではなく、柔軟に変えていってもいいかと思います。
我が家の場合は、とりあえず本好きになってほしいな、ということで、本を読んだりするスペースを設ける方針にしてみました。
さて、方針を決めたら、子ども部屋を与えるタイミングについて考えてみましょう。
いつから必要?子ども部屋を与えるタイミングとは
日本では、子ども部屋は小学生からでいいとか、子どもが部屋を欲しがるまで必要ない、といったことをよく聞きますよね。
海外では、幼いころから子ども専用の個室を用意することが多いようです。
アメリカの例を出すと、こんな感じだそう。
アメリカでは、赤ちゃんが生まれる前に子ども部屋を用意します。子ども部屋には赤ちゃんのベッドにおもちゃ。それぞれのパパママの好きな、それはそれは可愛い子供部屋。そこに、生まれた赤ちゃんがやってきます。アメリカでは、夫婦と子供の寝室は別々。夫婦は夫婦の寝室で寝ます。赤ちゃんは子ども部屋で寝るのです。
私もこれを知ってビックリしました。我が家では、家族一緒になって寝るのが当たり前になっていますから。
ただ、アメリカがそうだからといって、絶対に子ども部屋は赤ちゃんのころから必要!というわけではないですよ。そこは、それぞれの家庭の考え方があっていいと思います。
個人的には「子ども部屋」と部屋単位で考えるよりも、部屋の一部分を子どもスペースと区切るだけ、という考え方でも全然OKだと思っています。子どもの成長に合わせて空間の大きさを調整するのもありなんじゃないかな、と。
子どもが自己主張できるようになってきたのなら、一緒に子ども部屋づくりをするといいですよね。
子ども部屋のレイアウトやインテリア
さて、方針も決まったことですし、子ども部屋について想像がふくらんできたところではないでしょうか。
「まだどんな部屋にするのか、検討もつかない」
「他のおウチはどうしているのかしら」
なんてお悩みの場合は、以下のサイトで様々な例を見ることができますよ。
ホントにおしゃれな部屋をたくさん発見できます。
凝ったお部屋が多いので、こんな風にできるかな、なんて腰が引けた方もいるかもしれません。(私がそうです)
本来ならば子ども部屋は家族以外の誰かに評価してもらうものではありません。そして、子ども自身が気に入ることが一番大事だと分かっていれば、見た目はどんなでも問題ないのでは、と個人的に考えています。
子ども部屋に必要なもの
参考までに、子ども部屋に必要そうなものをリストアップしておきます。
- 遊び道具
- 棚(おもちゃ、絵本などを収納する)
- 収納ボックス(そろっていると見た目が良い)
- テーブル(お絵かきや粘土などの作業スペースとして)
- イス(必要であれば)
- 下にひくマットやカーペットなど(何かをこぼしたときなど用。必要であれば)
あとは、飾りつけをしたい方は、インテリア雑貨など。これは好みが分かれるところですね。
基本的には子どもが好きなもの、ハマっているもの、興味があるものがそろっていれば、いいんじゃないでしょうか。
子ども部屋に必要無いもの
- テレビ
- パソコン
- 冷蔵庫
子どもが部屋でひとりでテレビに見入っているのは、なんとなく良いイメージではないので、このリストに加えました。パソコンは、ある程度の年齢になるまでは家族の共有部分に置いておくのがいいかと考えています。
冷蔵庫を置くパターンはあんまりないでしょうが、もし子ども部屋にあったら栄養バランスがめっちゃ崩れそうだと感じたのでリストアップしました。
これは個人的な視点で言っており、押し付けるわけではないのでご了承くださいね。
賃貸でもできる間仕切りの工夫
最近ちょこちょこ見かけるようになったラブリコ。つっぱり棒のメーカーが開発したもので、2016年度のグッドデザイン賞も受賞したようです。女性でも扱いやすいということで、個人的にも注目度高めのアイテムです。
LABRICO(ラブリコ)は、女性や家族が楽しめる「安全で手軽なDIYパーツブランド」です。
これまでは業務用や男性向けが多く、複雑な手順や工具が必要だったDIYパーツを、
安心して使い続けられる、家庭向けのパーツとしてご提案します。
公式ブランドサイトのギャラリーを見てもらえると、どんな風な棚が作れるかイメージしやすいかと思います。おしゃれカフェなイメージですね。ステキ。
ラブリコと、2×4材さえあれば、簡単に棚や間仕切りができるのです。カラーを選べるというのもいいですね。
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