おしゃれな子ども部屋って、憧れますよね。
海外のカラフルでカワイイ子ども部屋が紹介されているのを見ると、
キュンキュンしちゃいます!
「でも、あんなに飾るのって大変じゃない?」
「子どもの反応が悪かったら、頑張ってやる意味ないし」
いろいろと悩んじゃいますよね。
おしゃれな子ども部屋のインテリア事例を見るだけで、なかなか行動を起こせない
そんなあなた向けの内容となっています。
最後まで読むことで、
少しだけでも、あなたの子どものために何かしてあげたくなりますよ。
こんにちは! 子ども部屋アドバイザーの飛花くるみです。
「住まいのダイエット」というテレビ番組が好きでよく見ています。
毎回、家の中のいらないもの(ゼイ肉)を捨てて、おウチをスッキリとダイエットさせよう、というもの。
番組の最後に
「今日の捨てたもの(脂肪)は、○○キロ!」
という風に数字で分かるのが、この番組の特徴。
先日みたおウチからは、1トンを超える「いらないもの」がでてきて、当事者たちもビックリしていました。1トンって!
家の中に意外と入るものなんですね。しかも、ぱっと見た感じでは、普通の家庭なんですよ!ゴミ屋敷では断じてありませんでした。いやーあの量はすごかった。
1トン以上もいらないものを抱えていたそのおウチ。
悩みごとは、子ども部屋についてでした。
というわけで、前置きが長くなりましたが、さっそくおしゃれな子ども部屋の夢に近づくための一歩を踏み出していきましょう。
もくじ
子ども部屋ってどうしたらいいか分からない
「住まいのダイエット」に登場した、1トン越えのいらないもの(ゼイ肉)が出てきたおウチ。
その家のお母さんが悩んでいたことは、
「子どもたちに快適な空間をつくってあげたいけど、どうしたらいいのか分からない」
ということでした。
その家には、3人の息子さんがいました。
年齢は16歳、13歳、7歳で、長男は受験が終わった直後で、次男はこれから受験に入るところだとか。
お母さんは、子どもたちが集中して勉強に取り組める子ども部屋にしたいと望んでいました。
けれども実際は、子ども部屋にはゴチャゴチャとモノがあふれ、大事な勉強机には本やプリントが山積み。
子どもたちは、
「机は物置だから、ここでは勉強しない」
などど言う始末。
「住まいのダイエット」では、毎回いろんなダイエットコーチを招いているのですが、この回は古堅純子さんが登場し、この子ども部屋のゼイ肉をエイヤっと落としていました。
ちなみに古堅純子さんは、こんなことをやっていらっしゃる方です↓
http://www.s-d-m.jp/furukata-junko.html
途中の経緯は省きますが、モノがあふれていた子ども部屋は、きれいに整えられ勉強しやすい場所へと生まれ変わったのでした。
良かったよかった。
ではなく。
私が気になったのは、子どもをいい環境で育てたいと願っている親は多いのに、そのやり方があまり知られていないということ。
片付けや断捨離などのブームが起こり、家の中のことに目を向ける人が増えてきたにもかかわらず、です。
「私は片付けたいんじゃなくて、おしゃれな子ども部屋を目指してるんですけど」
そんな声が聞こえてきそうですね。
たしかに、片付けとおしゃれな子ども部屋は、ちょっと違うもののように思えますよね。
でも、考え方は一緒。
家族のために快適に過ごす空間を整える、というのが基本。
だから、いきなり子ども部屋を飾ろうとする前に、ちょっと考えてみてほしいのです。
子ども部屋のレイアウトを考える前に
おしゃれな子ども部屋に憧れているからといって、ネット上でカワイイ飾りを検索するのはちょっと待ってくださいね。それをやってしまうと、探すものやヒットする商品が多すぎて一気に面倒になってしまいますから。
まずは、この問いに答えてみてください。
子ども部屋って言うと、どんな部屋を想像しますか?
なんとなくこんな感じのイメージが思い浮かんできたのではないでしょうか。
- 自分が子どもだったころの部屋
- 昔遊びに行った友達の部屋
- 我が子の子ども部屋
- 雑誌でみたオシャレな子ども部屋
- ドラえもんに出てくるのび太の部屋 などなど
わたしたちは、無意識に子ども部屋ってこういうものだということが頭の中にインプットされていたりします。
机があって、ベッドがあって、タンスやクローゼットなどの収納があって、
という風に。
この思い込みが、時には障害になることがあるのです。
子ども部屋の意味付け【日本の場合】
子ども部屋というと、日本では「勉強部屋」として考えられている場合が多いようです。
先ほどの「住まいのダイエット」に登場したお母さんも、子ども部屋を子どもたちが勉強しやすい部屋にしてほしいと考えていました。
小学1年生になったら子ども部屋をあたえなくちゃ、という発想も、
子どもが勉強する部屋として子ども部屋を考えているからでてくるんですよね。
子ども部屋には学習デスクを置いて、勉強させるスペース。
そして寝るのは家族みんな一緒の部屋で、という家庭が日本には多いのです。
ちなみに日本以外の国は、どうなっているのでしょうか?
そのあたりのところをちょっと知っておきましょう。
子ども部屋の意味づけ【海外の場合】
海外の子ども部屋は、どんな意味づけをされているのかというと、
「寝室」「子どもが過ごす部屋」といった感じでしょうか。
子どもが気ままに過ごせる場所、ひとりになれる場所、つまりプライベートなスペースとして子ども部屋が確保されているのです。
インテリアの事例がたくさん載ったサイトがあるので紹介しますが、
こちらを見てみると、勉強する部屋としてコーディネートされていないことが分かりますよね。
どちらかというと、
子どもの好きなもの、趣味が反映された部屋となっています。
子ども部屋の海外事情については、こちらでも触れてます↓
どんな役割の部屋なのか話し合おう
これから子ども部屋をつくろう、コーディネートしようと考えているならば、
まずはどんな役割の部屋にするのか、子どもと話し合う必要があります。
勉強を中心にする部屋?
ひとりで気ままに過ごす部屋?
それとも趣味を思いっきり楽しむ部屋?
例えば、まだ学習ペースがつかめていない小学生ならば、基本はリビングで勉強することにして、子ども部屋は寝ることとひとりで過ごすのを中心にしよう、と決めることができますね。
受験を控えていて、ひとりで集中して勉強する場所が欲しいのならば、子ども部屋をそのようにすればいいのです。
家で勉強はしなくて、図書館やカフェでやる方がはかどる子どもならば、子ども部屋は趣味のもので埋め尽くされていたっていいわけです。
これは子どもごとに違っていてもいいですし、
子どもの年齢によって違ってきます。
それはそれでいいんです。
大事なのは、
子どもが居心地がいい部屋だな、と思ってくれることなのですから。
子ども部屋はインテリアよりもコンセプトを明確に
子ども部屋のインテリアを考えようとしたときに、どうしても可愛い部屋にしたいなど、はじめから見た目にこだわってしまう人がいます。
見た目は、結果にすぎないのです。
「海外のカワイイ子ども部屋みたいなのがいいから、同じようにコーディネートしたい」
ではなく
「子どもが電車好きだから、電車をコンセプトにした部屋にしよう」と決めて、その結果カッコいい部屋になった、というのが理想的な流れです。
インテリアにこだわりたい、のは親の希望であって、
子どもの願いではないのです。
子どもが幼い場合は、自分だけでコーディネートできないので、親のサポートが必要です。
その場合も、すべて親が決めてしまうのではなく、
「こっちとこっちだったら、どっちがいい?」
などの選択肢を示せるといいですね。
あなたができるはじめの一歩
おしゃれな子ども部屋にするためにできるはじめの一歩。
それは子どもに質問することです。
「どんな部屋にしてみたい?」
たったこれだけ。
あとは、子どもと一緒に子ども部屋をつくりあげていくだけです。
おしゃれな子ども部屋にできるかどうかは、あなたの提案しだい。
細かなステップについては、また書いていきますね。
私もふたりの子どもがいますので、子ども部屋づくりにゆるゆると取り組んでいるところです。
お互いに頑張りましょうー!
それでは、またね~♪
コメント