人の動線を重視した間取りはアピールしやすく住人に受け入れられやすい

リビングがんばらない賃貸インテリア
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こんにちは! 賃貸女子の飛花くるみです。
住宅系の間取りチラシをチェックするのが幼い頃からの趣味なのですが、最近は、図面よりもイメージ重視のチラシが多くて、少しつまらなさを感じております。
 「子育て応援住宅」
 「健康マイホーム」
 「エネルギーゼロなエコハウス」
……まぁ、いいんですけどね。
素敵なおうちのイメージを膨らませるのも大切ですが、間取りも意外と重要ポイントなんですよ? と言いたくなります。
さて、今回はそんな間取りのお話。

 

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賃貸だって立派なマイホーム

一戸建て イコール 「マイホーム」という考えがあるかと思いますが、賃貸住宅だって、住んでいれば、「自分のおうち」ですよね。
所有しているかどうかなんて、問題じゃありません。
どんな暮らしをしているか、が一番注目すべきところです。

賃貸だから、適当に住めればいいや、と考えている人もいらっしゃるでしょうが、賃貸だからこそ、その場所に合った暮らしを楽しみたい、とワクワクしている人もいるのです。

私は間違いなく、後者。
間取りは、かなり吟味します。
帰宅したとき、家事をするとき、くつろぎタイムなど、様々な場面を想定して、そのときの動線をイメージします。

 

賃貸だって動線は大切

大事な「マイホーム」なのですから、動きがスムーズな方がいいに決まってます。

個人的には、壁やドアでしっかりと個室に区切られた間取りよりも、引き戸などで仕切ることができつつ、必要なときには独立した部屋を確保できる、フレキシブルな間取りが好みです。

例えば、部屋がふたつ並んでいる2LDKの間取りの場合
 1. それぞれの部屋にドアがあるだけのケースと
 2. ドアとは別に、部屋と部屋との間に引き戸があるケース
動線がまるで違ってきます。

「ちょっと隣の部屋へ掃除機を取りに行きたいわ」 というとき。

 1. 今いる部屋 → ドア → リビング → ドア → 隣の部屋 → 目的地
 2. 今いる部屋 → 引き戸 → 目的地

2の方が、だんぜん近いですね。
心の距離もだんぜん近いので、動くことがおっくうになりません。(私だけですかね)

こんな感じで、動線は暮らしに大きく影響を及ぼします。

 

家事に関連する動線も重要ポイント。
洗濯機と収納場所が遠ければ、洗濯物を運ぶ距離が増えますし、玄関とキッチンが遠ければ、買い物袋をヨイコラショと持つ距離が増えます。

女性の視点から言うと、家事動線は見逃せないところです。
なので、洗濯機が外にあるのは論外ですし、キッチンが孤立しているのも、あまり好みではありませんね。

 

自分の動線を把握していない人は多い

間取り図に自分の動きをエンピツで描いてみると、よく分かります。
描く線が長いほど、たくさん移動していることになります。
つまり、無駄な動きが多い証拠。
そうでなければ、効率的に動けているということ。

でも、多くの方はやらないですよね。
自分の家の間取り図すら、よく分からない人も多いのでは。

だからこそ、動線を意識した間取りは強いのです。

賃貸物件を紹介する際に、大いに役に立ちます。
「この間取りは、ここに引き戸があることで、各部屋の移動がスムーズですよ!」
「広く使いたいときにも、個室にも対応しているので、 それぞれの生活スタイルに合わせられますよ!」
なんてアピールできるからです。

 

まとめ

賃貸でも、動線をスムーズにするための工夫はいくらでもできますよね。
すでに物件が建ってしまっている場合は、どんな動線になりやすいかを検討し、どこがアピールポイントになるかを考えるのもいいのかもしれません。

ネット上の賃貸物件の紹介の仕方には、もっと工夫できる点があるのにな、といつも検索するたび思います。

 

それでは、またね~♪

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